コーヒーには甘いお菓子がよく合いますが、特にチョコレートのまろやかな甘みと独特の風味はコーヒーの苦味と相性抜群ですよね。
実はコーヒーとチョコレートはただ味が合うだけではなく、意外な共通点や一緒に取ることで健康にも良いとされています。
そこで今回は、コーヒーとチョコレートの共通点や一緒に取ることのメリット、コーヒーのお供におすすめなチョコレートをご紹介します。
ギフトにピッタリな商品もピックアップしているので、是非ご覧ください。
相性抜群!共通点の多いコーヒーとチョコレートは合う

コーヒーとチョコレートの間には原材料・味・成分など共通点が多く存在しており、密接な関係にあるからこそ相性も良いのです。
具体的にどのような共通点があるのか、解説していきます。
豆の共通点
チョコレートはカカオ豆、コーヒーはコーヒー豆を原材料として製造されています。
どちらも果実の種子であり、カカオ豆は「カカオポッド」に、コーヒー豆は「コーヒーチェリー」の中に入っているんです
どちらの豆もそのまま食べることはできず、加工をする必要があります。
原産地
カカオ豆の産地は「カカオベルト」と呼ばれる、北緯・南緯ともに20度以内の土地です。
一方でコーヒー豆は「コーヒーベルト」と呼ばれる、北緯・南緯ともに25度以内の土地で栽培されています。
どちらもアフリカや南アメリカなどの地域が主な原産地です。
栽培・収穫方法
カカオ豆を栽培するには、土地の平均気温が27度以上を保っている高温多湿な土地であることが条件です。
ラグビーボール大まで育ち熟したカカオポッドを収穫し、中のカカオ豆を取り出しています。
一方、コーヒーは日当たりが強すぎず、乾期と雨期がある土地で育ちやすい植物とされています。
コーヒーベルト一体は気温が暑いエリアですが、主に500m~2500mの高地で栽培されているため、コーヒーの生育に必要な条件が揃っています。
コーヒー豆の収穫は機械摘みと手摘みどちらもあり、手摘みした完熟の果実から採れるコーヒー豆は、最高品質なものとされています。
味・成分の共通点
コーヒーは焙煎・加工方法・原産地によって味が異なりますが、これはカカオ豆も同じです。
カカオ豆も本来は苦味があり種類によって酸味や甘みなど違いがあります。
私たちがチョコレートとして食するときには、砂糖などで味の調整がされているためカカオ豆本来の苦味などを感じることはほとんどありません。
また、両者に共通する成分を挙げるとすればカフェインとポリフェノールです。
コーヒー豆に含まれている成分として代表的なものはカフェイン。
他にもポリフェノールや脂質、糖類などが含まれています。
カカオ豆も同じくポリフェノールが多く含まれており、カフェインもコーヒー豆の約1/10程度含まれています。
チョコレートとコーヒーは健康にも効果的
上記で解説した成分の共通点から、チョコレートとコーヒーは組み合わせることで次のような効果を期待できます。
- 覚醒作用
- アンチエイジング
- 脂肪燃焼効果
チョコレートとコーヒーに含まれているカフェインは覚醒作用があり、一緒に口にすることで眠気覚ましや集中力アップの効果を得られます。
アンチエイジングというのは、ポリフェノールにより得られる効果です。血液の流れを促進したり、便通が改善するなど体の酸化を抑えられます。
また、コーヒーに含まれているクロロゲン酸という成分により脂肪燃焼効果も期待できます。
糖分や摂取量に気を付けて口にすると、ダイエットの助けにもなってくれますよ。
取りすぎには注意!チョコレートとコーヒーに潜む中毒症状とカフェインアレルギー

チョコレートとコーヒーの組み合わせは健康に良い効果を得ることができます。しかし、過剰な摂取は危険です。
体重60kgの成人が1時間以内に390mgのカフェインを摂取すると、消化器官が刺激されて下痢・吐き気・嘔吐などのカフェイン中毒症状が現れる場合があります。
食べすぎ、飲みすぎには注意して程よい量で楽しむとよいでしょう。
また、チョコレートやコーヒーなどカフェインを含む食品の摂取後に蕁麻疹や呼吸器の違和感、精神的症状などの体調不良も現れる場合もあります。
摂取量が適切であるにも関わらず上記のような症状が現れた場合、カフェインアレルギーである可能性が考えられます。
カフェインアレルギーは摂取後の発症が遅いことから、症状とカフェインの結びつきに気が付かない方も多いです。
カフェインを含む食品を摂取するたびに体調不良が起こるという方は摂取を控え、検査を受けてみることをおすすめします。
コーヒーなのにチョコレートのような香りがするチョコレートコーヒー
コーヒーを飲みながらチョコレートを食べるという楽しみ方もよいですが、どちらの味・香りも楽しめるチョコレートコーヒーもおすすめです。
チョコレートコーヒーとは
チョコレートコーヒーとは、コーヒーにチョコレートを混ぜたフレーバーコーヒーです。
コーヒーの苦味の中に、甘いチョコレートがほのかに香ります。
程よい甘さと苦味に仕上がるので、甘いもの・苦いものが得意ではない方もおいしく楽しめる飲み物です。
ベトナムではチョコレート風味のコーヒー豆が主流
ベトナムでは現地で栽培されるコーヒーの苦味や味のクセが強いことから、常温保存できる練乳を入れる飲み方が人気です。
更に、練乳の味が加わったコーヒーにはチョコレートの香りがよく合います。
そのため、ベトナムでは「ロブスタ種」という元々チョコレートのような香りがするコーヒー豆が人気です。
チョコレートコーヒーと同じような風味を楽しめるうえ、混ぜ合わせる手間が省けます。
チョコレートコーヒーの作り方
チョコレートフレーバーのコーヒー豆がなくても、自宅で簡単にチョコレートコーヒーを作れます。
材料は次の通りです。
- チョコレート(またはチョコレートシロップ)
- インスタントコーヒー
- お好みで砂糖




通販で買えるチョコレートコーヒー
ここでは、通販で簡単に購入できるチョコレートコーヒーの商品をご紹介します。
①カフェカルディ フレーバーコーヒー チョコバニラ

原材料 | コーヒー豆/香料 |
内容量 | 10g(1杯分) |
価格 | 130円~650円 |
カルディコーヒーファームから販売されている、ドリップタイプのフレーバーコーヒーです。
ビターで甘い香りが漂いますが、砂糖は使用されていません。
砂糖やミルクを入れればミルクチョコレートのような味わいを楽しめますし、菓子作りにも使えますよ。
②ゴディバ コーヒー チョコレート トリュフ

高級チョコレートメーカーとして有名なゴディバが販売している、トリュフチョコレートをイメージしたフレーバーコーヒーです。
糖分は不使用で、甘い香りを楽しみながらすっきりと飲めます。
原材料 | レギュラーコーヒー(コーヒー生豆生産国名:メキシコ、コロンビア、その他)、香料 |
内容量 | 57g |
価格 | 756円 |
高級チョコレートメーカーとして有名なゴディバが販売している、トリュフチョコレートをイメージしたフレーバーコーヒーです。
糖分は不使用で、甘い香りを楽しみながらすっきりと飲めます。
③ハワイアンアイルズ・コナコーヒー チョコレートマカダミアナッツ
ハワイでは誰でも知っているコーヒーブランド、ハワイアンアイルズのフレーバーコーヒーです。
チョコレートに加えバニラも合わさった個性的な香りですが、しつこくないのですっきりとした味わいを楽しめます。
ギフトにもおすすめ!コーヒーに合うチョコレートブランドのセット3選
ここでは、コーヒーによく合うチョコレートブランドのセット商品をご紹介します。
どれもおしゃれなパッケージとデコレーションが施されているので、ギフトにもおすすめです。
①ウシオ チョコラトル + トートコーヒー ペアリングセット
ウシオチョコラトルのチョコレートとトートコーヒーのドリップバッグがセットになっています。
互いの風味を引き立て合うチョコレートとコーヒーを同時に楽しめるだけでなく、デザインがおしゃれなのでギフトにしても喜ばれます。
②ダロワイヨ コフレ ド ショコラ(10個入)
世界中のカカオ豆生産地から、厳選した豆のみを使用して作られた高品質なチョコレートです。
ギフトはもちろん、日々の休憩時間にちょっとした贅沢気分を味わいたいときにも適しています。
③リンツ リンドール 23個入り テイスティングセット
20種類のチョコレートが詰まったセットです。
家族とのコーヒータイムにピッタリな商品で、鮮やかな見た目も楽しめます。
まとめ
今回はチョコレートとコーヒーの相性について詳しく解説しました。
甘いチョコレートはコーヒーに合わせると苦味と甘さが絡み合うことで美味しさが増します。さらに、コーヒー豆とカカオ豆の持つ健康への効果も知ることで少し見方が変わってくるのではないでしょうか。
記事中でご紹介した商品も参考に、楽しいコーヒータイムを過ごしていただければと思います。
他にもコーヒーの美味しいアレンジレシピをご紹介していますので、次の中から気になる記事を読んでみてください。
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