使い道さまざま!コーヒーかすの活用方法を伝授

    コーヒーを淹れた後に必ず残るのが「コーヒーかす」です。

    ゴミだと思ってすぐに廃棄してしまう人は多いですが、意外にもコーヒーかすにはさまざまな使い道があります。

    この記事では「生活に役立つだけでなくエコにもつながる」コーヒーかすの活用方法を7選ご紹介します。

    目次

    コーヒーかすにはさまざまな使い道(再利用)が

    日本におけるコーヒー消費量は年々増加しており、今後もこの増加傾向は続くと予想されます。それほど、日本人にとってコーヒーは身近な飲み物となっています。

    最近では、普段捨ててしまいがちなコーヒーかすを再利用する方法が注目されています。

    コーヒーかすにはさまざまな使い道(再利用の方法)があるので、廃棄せずに有効活用すれば、ちょっとした節約にもなりますし、エコにもつながります。

    次項では、コーヒーかすのおすすめの活用方法をご紹介いたします。

    コーヒーかすの活用方法おすすめ7選

    コーヒーかすに「消臭・脱臭効果」があるのは有名ですが、他にもさまざまな活用方法があります。

    ここでは、おすすめしたいコーヒーかすの活用方法をご紹介します。

    1.芝生や庭にまいて雑草の駆除に活用

    コーヒーに含まれている「カフェイン」と「ポリフェノール」には、植物の育成を阻害する作用があります。

    そのため、芝生や庭など雑草を駆除したい場所に乾燥したコーヒーかすを撒いておけば、雑草の繁殖や成長をある程度抑制できます。

    2.お部屋やトイレ・排水溝の消臭剤(脱臭)として活用

    焙煎したコーヒー豆は、活性炭と同じような多孔質構造をしており、においや水分を吸収してくれる働きがあります。

    そのため、コーヒーかすはお部屋やトイレ・排水溝の消臭剤としても利用できます。

    特に「アンモニア」の脱臭効果に優れています。コーヒーメーカー「UCC」の調査によると「活性炭以上にアンモニアを吸収する」という結果も出ています。

    ちなみに、アンモニアは水に溶けやすい性質があるため、乾燥したコーヒーかすよりも水分を含んだコーヒーかすの方が、消臭効果はアップします。

    トイレのアンモニア臭が気になる場合は、湿ったコーヒーかすを平たい容器に入れ、トイレに置いておくと良いです。

    ただしカビが生えやすいので、1~2日を目安に新しいものと交換してください。
    https://www.ucc.co.jp/company/research/residue/

    100均のだしパックが入れ物におすすめ

    乾燥したコーヒーかすで消臭剤を作る場合、100均で売られている「だしパック」が入れ物としてピッタリです。

    コーヒーかすをだしパックの中に入れ、フタの部分をひっくり返すだけで簡単に消臭剤が完成します。あとは、においの気になる場所に消臭剤を置けば完了です。

    ただし、コーヒーかすには除湿効果もあるため、空気中の水分を吸収しカビが生えることがあります。

    目安として1週間~1ヵ月程で新しいものと交換するようにしてください(湿ったコーヒーかすの場合は1~2日)。

    3.虫除け・猫よけに活用

    野良猫のフンやマーキングにお困りの方は、猫よけにコーヒーかすを使うことも可能です。

    猫はコーヒーのにおいを嫌うと言われています。

    コーヒーかすを家の周りや庭など野良猫がよく来る場所に置いておくだけで、忌避効果が期待できます。

    ちなみに、猫は柑橘系のにおいも苦手なので、レモンやオレンジといった柑橘類の皮も一緒に混ぜて置いておくと、より効果的です。

    ナメクジの駆除にも効果的

    コーヒーかすは虫除け対策にも活用できます。

    特に、植物や作物に大きなダメージをもたらす「ナメクジ」の駆除に有効です。

    コーヒーに含まれる「カフェイン」は、ナメクジに神経毒として作用すると言われています。

    ナメクジが頻繁に現れる場合は、コーヒーかすを植物の周りに置いておくと良いです。

    4.畑・家庭菜園・植木の肥料(堆肥)に利用

    コーヒーかすには「リン・マグネシウム・カリウム」などの成分が含まれているため、酸性の土壌を好む作物や植物を育てる際の肥料としても有効活用できます。

    しかし、そのまま土に混ぜてしまうと、分解過程で土壌の中の窒素が減少してしまい、窒素不足で逆に作物が育たなくなってしまう恐れもあります。

    ですから、コーヒーかすを肥料や堆肥に利用する場合は、必ず前もってコーヒーかすを「発酵」させてから使用することが重要です。

    詳しくは「コーヒーかすを肥料として再利用しよう!肥料作りの手順と注意点」の記事をご覧ください。

    アブラムシ避けにも効果的

    乾燥させたコーヒーかすをパラパラと土の上に撒いておけば、作物を食べてしまうアブラムシなどの「害虫」を防ぐ効果も期待できます。

    5.シンクやフライパンの掃除に利用

    コーヒーかすには「酸性成分」が含まれており、研磨剤の代わりになります。

    この性質を利用して、シンク周りの頑固な水垢や汚れを落とすのに使うと便利です。

    コーヒーを淹れた後、フィルターを捨てる前にシンクをサッと掃除すれば、常にシンクをキレイに保てます。

    また、フライパンや鍋の油汚れを落とすのにも、コーヒーかすを利用できます。

    方法はとても簡単で、調理後の汚れたフライパンや鍋の中にコーヒーかすを入れ、油と馴染ませてから水で洗い流すだけです。

    たったこれだけで、油汚れをスッキリ落とせます。

    6.インテリアとしても活用可能

    ガラス容器の中に乾いたコーヒーかすを入れ、かわいい布やペーパーナプキンでふたをして、その上から麻ひもを巻きつけて結べば、あっという間におしゃれなインテリアに早変わりします。

    他にも、コーヒーかすの上にフェイクグリーンやエアープランツ、ドライフラワーなどを飾れば、テラリウム風のインテリアとして楽しめます。

    玄関やお部屋、トイレに置くだけでアクセントになるのでおすすめです。

    https://kurashinista.jp/articles/detail/32245

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    7.コーヒー豆は食べることもできる

    コーヒーかすの活用方法としてはあまりメジャーではありませんが、実はかすは食べられます。

    ただし、コーヒーかすをそのまま食べると苦味が口に残り、舌触りもザラザラとして非常に食べづらいです。

    そのため、クッキーやパウンドケーキ、マフィンなど「焼き菓子に混ぜて使う」のが一般的です。

    ほのかな苦味と香り、食感を楽しむことができ、かつコーヒーかすを無駄なく最後まで使い切れるためエコになります。

    スタバではコーヒーかすがもらえる

    スターバックスでは、1995年に「Grounds For Your Garden program」を立ち上げました。

    これは、店舗で出たコーヒーかすを園芸用の肥料として無料で提供するというエコプログラムで、海外の店舗では無料でコーヒーかすがもらえます。

    日本においては、関東・関西の一部の店舗を対象に、店舗で出たコーヒーかすを回収し、リサイクル施設で牛のエサや野菜を育てる堆肥として再生利用する取り組みがなされています。

    このエサを食べて育った牛のミルクや、堆肥で育った野菜は、一部のスターバックス店舗で用いられています。

    この「コーヒー豆かすリサイクルループ」は、実証試験を経て、2014年にスタートしました。

    https://www.starbucks.co.jp/responsibility/environment/bean_resycle.html

    まとめ

    廃棄物として日々捨てられているコーヒーかすには、さまざまな使い道があります。

    しかも、どれも簡単にできるものばかりです。

    ちょっとしたアイデアと工夫次第でゴミを減らすことができ、節約にもつながります。

    エコがこれまでになく重視されている今「サスティナブル」な暮らしを目指して、コーヒーかすを有効活用してみてはいかがでしょうか。

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