タリーズのコーヒー豆を全種類紹介!豆の特徴から買い方まで解説。

    タリーズの店頭には、世界各国から厳選して仕入れたコーヒー豆が多数販売されています。

    自宅でも本格的なコーヒーを楽しみたい方にはぜひおすすめしたい商品ですが、「種類が多くて迷う…」「買い方が分からない…」と考える方も多いことでしょう。

    今回はタリーズで販売されているコーヒー豆の特徴を、全種類ご紹介いたします。

    産地や店頭での買い方も解説しているため、ぜひ参考にしてください。

    目次

    タリーズで販売されているコーヒー豆の産地と特徴

    タリーズで販売されているコーヒー豆の産地と特徴

    タリーズで販売されているコーヒー豆は、海外から厳選して仕入れたアラビカ種の生豆を使用しています。

    また、コーヒー豆の品質を保つために海外の農家と協力し、栽培から商品開発まで携わっていることも特徴です。

    タリーズでは、主に以下3つの国からコーヒー豆を仕入れています。

    グァテマラ産のコーヒー豆

    国土の約7割が火山となっている山岳地帯で、激しい寒暖差と火山灰の土壌というコーヒー栽培に最適な環境が整ったグァテマラ。

    グァテマラ産のコーヒー豆はフルーティーな酸味と花を思わせる香り、深いコクが特徴的です。

    重厚なボディ感で、よくブレンドコーヒーのベースに使われています。

    ブラジル産のコーヒー豆

    「コーヒーベルト」上に位置するブラジルは、コーヒー豆に関して世界最多の生産量を誇ります。

    程よい苦味とボディ感があり酸味は控えめで、ほのかな甘みもあり総じてバランスの良い風味です。

    コスタリカ産のコーヒー豆

    カリブ海と太平洋に挟まれたコスタリカは、国土の4割が森林地帯かつ肥沃な土壌から良質なコーヒー豆を生産することができる国として有名です。

    コスタリカ産のコーヒー豆は「ハニープロセス」と呼ばれる独自の精製方法により、熟したフルーツを思わせる深い甘みとコクを持ちます。

    上品な酸味と程よい苦味で、熟れたチェリーを食べているかのような風味です。

    タリーズのコーヒー豆は鮮度が高い

    タリーズのコーヒー豆は鮮度が高い

    コーヒー豆は焙煎直後から少しずつ香りが揮発していくため、時間が経つと風味が薄れてしまいます。

    しかし他のカフェチェーンで販売されているコーヒー豆は海外で焙煎されたものを輸入している場合が多いです。

    そのため、消費者へ届く頃には焙煎から1ヵ月ほど経過していたというケースも珍しくありません。

    一方でタリーズは国内焙煎にこだわっており、海外から仕入れた生豆を自社の焙煎工場で焙煎しています。

    これにより、焙煎から間もない新鮮なコーヒーの販売を実現しているのです。

    タリーズで販売されているコーヒー豆の種類

    現在(2022年10月時点)タリーズで販売されているコーヒー豆の種類と、特徴をご紹介いたします。

    グァテマラアンティグア メディナ農園ナチュラル

    グァテマラアンティグア メディナ農園ナチュラル
    Photo by tullys
    価格(税込)1,600円(180g)
    原産地グァテマラ 
    アンティグアエリア メディナ農園
    スッキリ感(1~5)4
    ボディ(1~5)3.5

    日々研究を重ね、新たな栽培方法や生産方法の繰り返しで上質なコーヒーを追求しているメディナ農園産のコーヒーです。

    アプリコット・ピーチ・オレンジのフレーバーが折り重なり、豊かな甘みと心地よい酸味・コクのバランスが取れています。

    グァテマラコンテスト金賞 ウニオン コアタネカ農協

    グァテマラコンテスト金賞 ウニオン コアタネカ農協
    Photo by tullys
    価格(税込)1,380円(200g)
    原産地グァテマラ西部 
    ウエウエテナンゴエリア
    スッキリ感(1~5)3.5
    ボディ(1~5)3

    タリーズが実施する「グァテマラカッピングコンテスト」にて金賞を受賞した、ウニオン コアタネカ農協によるコーヒー豆です。

    シロップのような優しい口当たりと、スイートシトラスのようにふくよかなフレーバーと心地よい酸味が広がります。

    グァテマラコンテスト金賞 グラノ デ オロ農協

    グァテマラコンテスト金賞 グラノ デ オロ農協
    Photo by tullys
    価格(税込)1,380円(200g)
    原産地グァテマラ西部
    ウエウエテナンゴエリア
    スッキリ感(1~5)3.5
    ボディ(1~5)3.5

    「グァテマラカッピングコンテスト」で金賞を受賞した、グラノ デ オロ農協のコーヒー豆です。

    オレンジやピーチ、キャラメルのような明るくも複雑なフレーバーが重なり合い、華やかさと甘みが後味に続きます。

    コーヒーマスターリミテッド グァテマラGOLD 2022

    コーヒーマスターリミテッド グァテマラGOLD 2022
    Photo by tullys
    価格(税込)1,488円
    原産地グァテマラ 
    チマルテナンゴエリア
    スッキリ感(1~5)3
    ボディ(1~5)3.5

    コーヒーに関する豊富な知識と優れた抽出技術を持つ従業員、「コーヒーマスター」在籍店舗で限定販売されているコーヒー豆です。

    まろやかなボディとチョコレートのような風味、微かに感じられるプルーンのような甘味が印象的です。

    グァテマラコンテスト金賞 テオガル農協

    グァテマラコンテスト金賞 テオガル農協
    Photo by tullys
    価格(税込)1,380円(200g)
    原産地グァテマラ西部 
    ウエウエテナンゴエリア
    スッキリ感(1~5)3.5
    ボディ(1~5)4

    「グァテマラカッピングコンテスト」で金賞を受賞した、テオガル農協のコーヒー豆です。

    カシスやキャラメルのような甘いフレーバーと、華やかなアロマが口に広がります。

    また、後味にベリーに似た風味も続きます。

    グァテマラコンテスト金賞 アグア ドゥルセ農協

    グァテマラコンテスト金賞 アグア ドゥルセ農協
    Photo by tullys
    価格(税込)1,380円(200g)
    原産地グァテマラ西部 
    ウエウエテナンゴエリア
    スッキリ感(1~5)3
    ボディ(1~5)2.5

    「グァテマラカッピングコンテスト」で金賞を受賞した、アグア ドゥルセ農協のコーヒー豆です。

    なめらかで上品な口当たりとほろ苦い風味、控えめな酸味という絶妙なバランスで構成された風味となっています。

    エチオピアモカ G1 ウラガ ナチュラル

    エチオピアモカ G1 ウラガ ナチュラル
    Photo by tullys
    価格(税込)・1,340円(200g)
    ・670円(100g)
    原産地エチオピア 
    オロミア州 シダモ グジ ウラガ地区
    スッキリ感(1~5)4.5
    ボディ(1~5)3

    芳醇かつ華やかなモカフレーバーで、ラズベリーやピーチに似た爽やかさがあります。

    すっきりとした飲み口も特徴的で、ユニークな風味とフルーティー感を楽しむことができます。

    タリーズ ブラジル ファゼンダバウ

    タリーズ ブラジル ファゼンダバウ
    Photo by tullys
    価格(税込)・1,140円(200g)
    ・570円(100g)
    原産地ブラジル
    スッキリ感2.5
    ボディ3

    しっかりとしたボディに豊かな香り、程よい酸味が調和した味わいとなっています。

    ナッツのような香ばしい余韻と甘味も特徴です。

    オーガニック デカフェ エチオピアモカ

    オーガニック デカフェ エチオピアモカ
    Photo by tullys
    価格(税込)・1,380円(200g)
    ・690円(100g)
    原産地エチオピア 
    シダモエリア グジ地区
    スッキリ感2.5
    ボディ3.5

    「エチオピア タデGGハイランド農園」産の有機栽培コーヒー豆を使い、マウンテンウォーター製法で約97%のカフェインを除去しています。

    デカフェコーヒーでありながら、エチオピア産のコーヒー豆らしい華やかさとフルーティーな酸味を楽しむことができます。

    アイスコーヒーブレンド

    アイスコーヒーブレンド
    Photo by tullys
    価格(税込)・1,200円(200g)
    ・600円(100g)
    原産地エチオピア、グァテマラ など
    スッキリ感2
    ボディ4

    エチオピア産とグァテマラ産のコーヒー豆をメインにブレンドした、アイスコーヒー向けの商品です。

    苦味は強めで重厚なコクと甘味、スモーキーな余韻があり、奥行きのある味わいが印象に残ります。

    ブラック スリー

    ブラック スリー
    Photo by tullys
    価格(税込)・1,200円(200g)
    ・600円(100g)
    原産地コロンビア、ペルー
    スッキリ感2.5
    ボディ3.5

    心地よいアロマとなめらかな香り、カラメルのような甘い余韻が残ります。

    酸味は控えめでカカオ濃度の高いチョコレートを思わせる風味もあり、ブラックで飲むことをおすすめしたいコーヒーです。

    ハウスブレンド

    ハウスブレンド
    Photo by tullys
    価格(税込)・1,140円(200g)
    ・570円(100g)
    原産地コロンビア、グァテマラ など
    スッキリ感3
    ボディ2.5

    すっきりとした酸味に程よいボディ、スムースな飲み口が特徴の定番商品です。

    風味のバランスが整っており、誰でも飲みやすいと感じる味わいになっています。

    モカジャバ

    モカジャバ
    Photo by tullys
    価格(税込)・1,240円(200g)
    ・621円(100g)
    原産地インドネシア、エチオピア
    スッキリ感2.5
    ボディ3

    エチオピアモカならではの華やかなアロマと、ワインのような口当たりが特徴です。

    ビターチョコレートのような後味があり、タリーズの豆の中でも個性的なフレーバーを持ちます。

    フレンチロースト

    フレンチロースト
    Photo by tullys
    価格(税込)・1,140円(200g)
    ・570円(100g)
    原産地グァテマラ、ケニア
    スッキリ感1
    ボディ4.5

    タリーズの豆の中で最も深く焙煎されたコーヒー豆です。

    どっしりとしたボディ感に加えスモーキーな香りもあり、アイスコーヒー用の豆としてもおすすめです。

    ピッコロバンビーノ

    ピッコロバンビーノ
    Photo by tullys
    価格(税込)・1,140円(200g)
    ・570円(100g)
    原産地グァテマラ、パプアニューギニア など
    スッキリ感3
    ボディ2

    タリーズの豆の中では最も浅煎りのブレンドコーヒーで、軽いボディであっさりとした味わいです。

    後味にはキャラメルのような香ばしさもあり、朝のコーヒーにも適しています。

    エスプレッソクラシコ

    エスプレッソクラシコ
    Photo by tullys
    価格(税込)・1,240円(200g)
    ・621円(100g)
    原産地グァテマラ、コスタリカ など
    スッキリ感1
    ボディ4

    リッチなボディと甘く華やかな香りがあり、重厚なボディを持つコーヒーです。

    エスプレッソとして飲むことはもちろん、ラテやカプチーノのベースにもおすすめです。

    カフェオレ モナーレ

    カフェオレ モナーレ
    Photo by tullys
    価格(税込)・1,240円(200g)
    ・621円(100g)
    原産地グァテマラ、コロンビア など
    スッキリ感3
    ボディ3.5

    どっしりとしたボディと控えめなスモーキーさがある、ミルクと相性が良いコーヒー豆です。

    ブラックで楽しんでも良いですが、ミルクを入れることで甘みやまろやかさが一層引き立ちます。

    筆者おすすめのコーヒー豆3選

    数あるタリーズのコーヒー豆の中でも、筆者が特におすすめしたい商品を3つご紹介いたします。

    1.タリーズ ブラジル ファゼンダバウ

    タリーズ ブラジル ファゼンダバウ
    Photo by tullys

    ブラジル ファゼンダバウは苦味と酸味のバランスが非常に良く、ナッツのような香ばしい風味で個性も光ります。

    甘味が濃厚なので、ブラックでもミルクを入れても美味しく楽しむことができます。

    2.ハウスブレンド

    ハウスブレンド
    Photo by tullys

    定番商品らしく飲みやすい口当たりで、程よい苦味とすっきりとした酸味が魅力と言えます。

    万人受けする味わいかつコスパも良いため、タリーズで初めてコーヒー豆を買う方に「まずはこれ!」とおすすめしたいコーヒーです。

    3.グァテマラコンテスト金賞 ウニオン コアタネカ農協

    グァテマラコンテスト金賞 ウニオン コアタネカ農協
    Photo by tullys

    シトラス系の風味と甘味で優しくも明るさを感じる味わいです。

    苦味は控えめなので、苦味の強いコーヒーが苦手な方は飲みやすいのではないでしょうか。

    タリーズでは期間限定のコーヒー豆が販売されることも

    タリーズのコーヒー豆は、期間限定販売のコーヒー豆が登場することもあります。

    例えば毎年のお正月に販売される福袋や、夏の「ハッピーバッグ」には限定フレーバーのコーヒー豆が入っています。

    普段は店頭で購入することができないレアなコーヒー豆なので、販売時期が近づいたら購入してみてはいかがでしょうか。

    また、現在(2022年10月)は日本での創業25周年を記念した期間限定コーヒー豆も販売中です。

    クラシック ハウスブレンド

    クラシック ハウスブレンド
    Photo by tullys
    価格(税込)1,140円(200g)
    原産地グァテマラ、コロンビア など
    スッキリ感2
    ボディ3.5

    米国シアトルに店舗を構えていた時代の味わいを再現したブレンドコーヒーです。

    通常のハウスブレンドよりも深煎りに仕上げており、深みのあるボディとしっかりとしたコクを感じることができます。

    タリーズのコーヒー豆の買い方

    タリーズのコーヒー豆の買い方

    タリーズのコーヒー豆は、店舗または通販で購入が可能です。

    タリーズのコーヒー豆を店舗で購入する方法

    タリーズの店内に陳列されているコーヒー豆を選び、レジで購入しましょう。

    豆は挽いてもらうことができるため、挽いてもらいたい場合はレジの店員に挽き方を伝えます。

    挽き方はコーヒーのスタイルや使用する器具によって変わりますが、迷った場合は後述する目安を参考にしてみてください。

    なお、店舗でコーヒー豆を購入すると「Beans Point Card」と呼ばれるカードをもらえます。

    20ポイント貯めると、コーヒー豆やドリンク、グッズなどで使うことができる1,000円分の商品券と交換が可能です。

    タリーズのコーヒー豆を通販で購入する方法

    タリーズでは通販でもコーヒー豆の購入が可能で、主に以下のサイトで販売されています。

    • タリーズ公式オンラインストア
    • Amazon
    • 高島屋オンラインストア

    タリーズ公式オンラインストアやAmazonでは限定販売のコーヒー豆もあるため、普段は店舗で購入している方もチェックをおすすめします。

    タリーズのコーヒー豆は100g単位でも購入可能

    通常、タリーズのコーヒー豆は1袋につき200gとなっています。

    しかし1人暮らしの方や週末しかコーヒーを飲まない方など、コーヒー豆を頻繁に消費しない方にとって200gは多く感じるのではないでしょうか。

    タリーズでは、コーヒー豆を半量の100gで購入することも可能です。

    購入時に伝えれば、パッケージはそのままに内容量が100gとなるよう豆を抜いてもらえます。

    コーヒーの消費が緩やかな方、気になるコーヒー豆を試してみたい方は、100gでの購入がおすすめです。

    タリーズのコーヒー豆に関するよくある質問

    タリーズのコーヒー豆に関するよくある質問

    タリーズのコーヒー豆に関してよくある質問を、回答と一緒にまとめました。

    タリーズとスタバのコーヒー豆はどちらが安いですか?

    価格帯についてはタリーズのコーヒー豆が「1,140円~1,600円(200g)」であるのに対し、スターバックスのコーヒー豆は「1,320円~1,750円(250g)」となっています。

    タリーズの方が価格は安いですが、スターバックスは内容量がやや多いです。

    タリーズのコーヒー豆の挽き方は?

    タリーズのコーヒー豆は、以下を参考に抽出器具に合わせて挽くことをおすすめします。

    • 粗挽き:フレンチプレス、タリーズドリップマスター、メタルフィルター
    • 中挽き:ネルドリップ
    • 中細挽き:サイフォン、ペーパードリップ
    • 極細挽き:エスプレッソ
    タリーズのコーヒー豆は挽いてもらえますか?

    店舗では購入したコーヒー豆を挽いてもらうことができます。

    会計時にレジの店員に「挽いてください」とお願いし、挽き方を伝えましょう。

    タリーズで酸味の少ないコーヒー豆はどれですか?

    アグア ドゥルセ農協やブラック スリー、エスプレッソクラシコなどは酸味が控えめです。

    まとめ

    タリーズには徹底した品質管理による上質なコーヒー豆が豊富に販売されており、商品ごとに風味の個性を感じることができます。

    ご自身の好みやコーヒーを楽しみたいシーン、アイスコーヒーやラテといった飲み方などを考えながら選んでみてはいかがでしょうか。豆は店頭で挽いてもらうこともできるため、コーヒーミルを持っていない方もぜひ試してみてください。

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