世界3大生産地「南米エリア」のコーヒー豆の特徴と各国比較

    コーヒー3大生産地のひとつ「南米」。

    グアテマラ、コロンビア、コスタリカなど有名なコーヒー豆の生産地が並びます。

    この記事では南米エリアのコーヒー豆の特徴から味わいや香り、美味しいコーヒーの淹れ方(入れ方)までご紹介しています。

    目次

    世界3大生産地のひとつ「南米」

    南米のコーヒー豆

    コーヒー豆は、主に「コーヒーベルト」と呼ばれるコーヒー豆の栽培に適した地帯と重なる国々で生産されています。

    コーヒーベルトと重なるエリアは「南米」「アフリカ」「アジア」の3つに大きく分けられており、コーヒーの世界3大生産地として有名です。

    南米の国で生産されるコーヒー豆は、爽やかな酸味による上品な味わいが特徴的。

    しかし、南米産と言っても、国や生産地域の環境により風味や香りに個性が出ます。

    次の章では、各生産地ごとの特徴をご紹介します。

    南米のコーヒー豆生産国と特徴

    南米のコーヒー豆生産国とそれぞれの特徴を詳しく解説していきます。

    スクロールできます
    国名特徴
    グアテマラ華やかな香りと調和のとれた酸味、すっきりとした味わい
    メキシコ芳醇な香りと深いコク、さっぱりとした後味
    コスタリカ酸味が豊か。苦味が控えめなので飲みやすい
    コロンビアフルーティーな香りとマイルドで強いコク・苦味、濃厚な甘みがある
    ホンジュラス優美な香りとドライフルーツのような風味
    ジャマイカ繊細な味と香り高さ
    ペルーマイルドで後味が甘く、ナッツのような風味
    ブラジルシャープな苦味と爽やかな酸味のバランスが良い
    ボリビア甘味があり、クリーンな味わいで飲みやすい
    エクアドルマイルドでさっぱり。優しい口当たり

    グアテマラ

    メキシコの下に位置し、カリブ海と太平洋に面した国です。

    国土の約70%が火山に囲まれた山岳地帯となっており、火山灰が含まれた栄養満点の土壌と豊富な雨量により育った高品質なコーヒー豆は愛好家の間でも人気があります。

    グアテマラで生産されるコーヒー豆は華やかな香りと調和のとれた酸味、すっきりとした味わいが特徴です。

    以下の記事ではグアテマラのコーヒー豆について詳しく解説しているので、こちらもご覧ください。

    メキシコ

    メキシコはブラジルやコロンビアに次ぐコーヒー大国と言われています。

    国土のほとんどが標高1,000m以上と高く、昼夜の寒暖差が大きいことから美味しいコーヒーを生産できるのです。

    年間の降水量や日射量が多く、土壌の状態も優れていることからコーヒーの栽培にピッタリな環境が整っています。

    メキシコで生産されるコーヒー豆は、全ての風味のバランスが良い上品なコーヒーであると評されることが多いです。

    芳醇な香りと深いコクがありながら、後味はさっぱりとしています。

    コスタリカ

    コスタリカは火山帯があり、火山灰により栄養を豊富に含んだ土壌があります。

    国内で栽培されているコーヒーの木の70%が標高1,000m~1,700mの高地で育っており、寒暖差の激しい環境下で美味しいコーヒー豆に仕上がります。

    また、「ハニープロセス」という独自の精製方法を取り入れているのが特徴です。

    コスタリカ産のコーヒー豆は酸味が豊かで、苦味が控えめなので飲みやすいです。

    以下の記事ではコスタリカのコーヒー豆について更に詳しく解説しているので、こちらもご覧ください。

    コロンビア

    コロンビアは太平洋とカリブ海に面しており、国土の大半が山岳地帯です。

    コロンビアのコーヒー豆の生産量はブラジル、ベトナムに次いで世界第3位という生産力が強み。

    北部、中部、南部ではそれぞれ標高や高度が異なり、生産された地域によってコーヒーの風味にも違いが生まれます。

    共通点としては、フルーティーな香りとマイルドで強いコク・苦味、濃厚な甘みです。

    以下の記事ではコロンビアコーヒー豆の特徴について詳しく解説しているので、こちらもご覧ください。

    ホンジュラス

    ホンジュラスとは中央アメリカの中部に位置する共和国です。

    国土のほとんどが山地で、温暖な気候と豊かな土壌で恵まれた自然環境を有しています。

    コーヒー豆は西部から南部にかけての山岳地帯で生産されており、サンタバルバラ、グラシアス、コマヤグアなどが主な産地とされています。

    ホンジュラスコーヒーは優美な香りとドライフルーツのような風味が特徴的です。

    ジャマイカ

    ジャマイカは中南米のカリブ海に浮かぶ小さな島国で、コーヒーの王様とも呼ばれる「ブルーマウンテン」の生産地です。

    亜熱帯地域にあるブルーマウンテン山脈の、標高800~1,200mの限られた地域で栽培されています。

    通常のコーヒー豆とは違い、麻袋ではなく樽詰めにして輸出されています。

    繊細な味と香り高さが特徴なので、香りが弱い他の豆とブレンドされることが多いです。

    ペルー

    ペルーでは、アンデス山脈とアマゾン川による豊富な水量と温暖な気候のもとでコーヒーを栽培しています。

    ペルー産のコーヒー豆は質が良いと名高く、2010年にはアメリカスペシャリティ・コーヒー協会の品評会で1位を受賞したという実績もあります。

    ペルーで生産されるコーヒーはマイルドで後味が甘く、ナッツのような風味を感じます。

    軽いコクと程よい酸味が特徴です。

    ブラジル

    ブラジルのコーヒー生産量は全世界の約3分の1を占めており、生産量・輸出量ともに世界で最も多いコーヒー大国と言われています。

    ブラジル産のコーヒー豆はシャープな苦味と爽やかな酸味のバランスが良く、味わい深いのが特徴です。

    ミディアムローストからフレンチロースト、エスプレッソに用いられるイタリアンローストでも美味しく飲むことができるため、オールマイティな豆として人気があります。

    ボリビア

    ボリビアは隣国であるブラジルと同様にコーヒーの栽培に適した気候や地形を有しています。

    主に標高1,000m~2,000mの斜面でコーヒーを栽培しており、品種はティピカ種が多いです。

    しかし、元々の生産量が少ないこととコーヒーの輸出にコストがかかることから、日本でボリビア産コーヒー豆が流通することはあまりありません。

    品質の良いボリビアコーヒーは甘味があり、クリーンな味わいで飲みやすいのが特徴です。

    エクアドル

    エクアドルはアンデス山脈の影響により、火山灰のミネラル分が多く含まれた肥沃な土壌でコーヒーを栽培しています。

    標高も1,500mと高くコーヒーの栽培には適した環境なので、身が引き締まった美味しいコーヒーに仕上がります。

    マイルドでさっぱりしており、優しい口当たりなので飲みやすいコーヒーです。

    まとめ

    世界3大コーヒー豆の生産地南米エリアで生産されているコーヒー豆の特徴について詳しく解説しました。

    同じ南米でも生産地によって味わいが大きく異なります。

    上で解説した内容を参考に、自分好みな味のコーヒー豆を探してみてはいかがでしょうか。

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