ロブスタ種(カネフォラ種)のコーヒー豆とは?特徴やアラビカ種との違いを解説

    コーヒー豆の三代品種と呼ばれるロブスタ種(カネフォラ種)。

    病気に強く世界で生産されているコーヒー豆の40%を占めています。

    この記事ではロブスタ種珈琲豆の特徴からアラビカ種との違い、美味しい飲み方までご紹介いたします。

    目次

    ロブスタ種(カネフォラ種)のコーヒー豆とは

    ロブスタ種の珈琲豆

    コーヒー豆の品種は大きく3つに分かれており、その内の1つが「ロブスタ種(カネフォラ種)」です。

    まずはロブスタ種(カネフォラ種)の特徴について詳しく解説していきます。

    ロブスタ種(カネフォラ種)の原産地はアフリカ

    ロブスタ種(カネフォラ種)はアフリカのコンゴ盆地で生産されており、世界で生産されているコーヒー豆の40%を占めていると言われています。

    1898年にコンゴで発見されてから栽培が始まり、生産性の高さから世界中に広まっていきました。

    また、アジア諸国でも盛んに生産されています。

    ロブスタ種(カネフォラ種)は病気に強い

    コーヒー豆の生産に悪影響を及ぼすカビの一種で、「サビ病」という病気があります。

    また、「ブロッカ」という害虫もコーヒーの天敵。

    しかしサビ病や害虫い対して優れた耐性を持つのがロブスタ種の特徴です。

    ロブスタ種(カネフォラ種)コーヒー豆の栽培環境

    ロブスタ種(カネフォラ種)はコーヒー豆の栽培には不向きとされている低地(300~800m)でも簡単に育成できます。

    更に高温多湿の環境にも適応し、1本の木から多くの豆を収穫できることから生産性の高い品種であると評価されています。

    ロブスタ種(カネフォラ種)コーヒー豆の風味

    「ロブスタ」とはラテン語で「強靭」を意味する言葉です。

    その名の通り、コーヒーらしい苦みや渋みが強くインパクトのある風味となっています。

    少量のコーヒー豆でも、しっかりとした味わいのコーヒーを抽出できるのが特徴です。

    ロブスタ種(カネフォラ種)とアラビカ種の違い

    コーヒー豆の中で最も生産量が多いアラビカ種で、ロブスタ種(カネフォラ種)とは異なるポイントがいくつか挙げられます。

    アラビカ種はロブスタ種(カネフォラ種)よりも非常にデリケートな品種で、病気や害虫に対して十分な対策を講じなければ栽培は難しいのが特徴です。

    また、低地で栽培できるロブスタ種(カネフォラ種)と違いアラビカ種は標高約1000~2000mの高地でしか育ちません。

    風味はアラビカ種の方が上質で、ストレートのブラックコーヒーで飲む方も多いです。

    一方でロブスタ種(カネフォラ種)はその独特な味と香りから、ストレートで飲むには適していないと言われブレンドでの使用が多くみられます。

    ロブスタ種(カネフォラ種)コーヒー豆の美味しい飲み方

    ロブスタ種(カネフォラ種)コーヒー豆の美味しい飲み方

    ここで、ロブスタ種(カネフォラ種)のコーヒー豆を美味しく味わう飲み方をご紹介します。

    ブレンド

    先ほど、ロブスタ種(カネフォラ種)のコーヒー豆はストレートで飲むには適さないと述べました。

    しかしブレンドコーヒーに使うと、その風味が良いアクセントとなります。

    アラビカ種にロブスタ種(カネフォラ種)をブレンドすることで、ガツンとした苦味が加わりパンチの効いた味わいへ仕上げることができます。

    アイスコーヒー

    アイスコーヒーは氷をたっぷり入れると徐々に味が薄まってしまいますが、ロブスタ種(カネフォラ種)のコーヒーは最後まで苦味と香ばしさがしっかりと残ります。

    冷やして飲むことでロブスタ種(カネフォラ種)特有の強い苦味が抑えられるので、スッキリとした味わいになります。

    ロブスタ種(カネフォラ種)のコーヒー豆こんなところで使われている

    ロブスタ種(カネフォラ種)のインスタントコーヒー

    ロブスタ種(カネフォラ種)はコーヒー豆専門店であまり見かけない品種ですが、実は以下のような所で多く使われているのです。

    缶コーヒーやインスタントコーヒー

    ロブスタ種(カネフォラ種)のコーヒー豆はアラビカ種に比べて安値で取引されるため、缶コーヒーやインスタントコーヒーなどコーヒー飲料の原材料として使われています。

    牛乳や糖類などが配合されていてもしっかりとしたコーヒーの風味を感じられる商品が多いのは、ロブスタ種の特徴があってこそと言えます。

    ベトナムではロブスタ種(カネフォラ種)が主流

    ロブスタ種(カネフォラ種)の主要生産地であるベトナムでは、国内で生産されるコーヒー豆の内9割がロブスタ種です。

    そのためベトナム国内でもロブスタ種(カネフォラ種)のコーヒー豆が多く消費されています。

    ベトナムではロブスタ種(カネフォラ種)のコーヒー豆をやや粗く挽き、金属製のフィルターで抽出したコーヒーにたっぷりの練乳を入れて飲む「ベトナムコーヒー」がポピュラーです。

    濃厚な甘みとコーヒーの苦みはまるでコーヒーキャンディのような味で、バターやチョコレートを混ぜるアレンジレシピも人気です。

    まとめ

    ここまでロブスタ種(カネフォラ種)について解説してきました。

    アラビカ種よりも生産がしやすく安価ではあるものの、豆の状態ではなかなかお目にかかれないロブスタ種。

    インスタントコーヒーや缶コーヒーの原料に使われており、私たちにとっては意外と身近な存在なのです。

    ストレートで飲むには適さない風味と言われていますが、アラビカ種とブレンドしたりベトナムコーヒーにして飲むと美味しく味わうことができます。

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