世界3大生産地「アフリカ」のコーヒー豆の特徴と各国比較

    アフリカはコーヒー世界3大生産地として知られています。

    アフリカのコーヒー豆といえば、エチオピアやタンザニア(キリマンジャロ)が有名です。

    しかし他の国でもクオリティの高い豆が生産されています。

    この記事ではアフリカのコーヒー豆の特徴と、各生産国の魅力について解説します。

    目次

    世界3大生産地のひとつ「アフリカ」

    コーヒーは産地の風土や環境や育成方法などでも大きな味の違いを産みます。

    良質なコーヒー豆の生産地として知られるエチオピアやケニア、タンザニアなどを含むアフリカは、世界3大生産地(南米、アフリカ、アジア)のひとつとされています。

    アフリカのコーヒー豆の特徴

    アフリカのコーヒー豆はフルーティーな香りと甘味があり、苦味が少なく、さわやかな酸味が特徴です。

    アフリカコーヒーの酸味や甘味はコーヒーチェリーの果肉部分を残したまま乾燥する精製法により生み出されているといわれています。

    アフリカのコーヒー豆生産国と特徴

    アフリカのコーヒー豆には、エチオピア、タンザニア(キリマンジャロ)、ケニア、ルワンダ、イエメン、ウガンダ、マラウィ、ブルンジ産などが含まれます。

    アフリカ内でも様々な国でコーヒーが作られ世界に輸出されています。

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    生産国特徴
    エチオピア強い酸味とコク深い味わい。苦味は少なめで、ブレンドとしても人気
    タンザニア(キリマンジャロ)柑橘系のフルーティーな酸味と甘味があり、飲み口スッキリ
    ケニア酸味が強く、柑橘系の香りと濃厚な甘さがある。苦味は控えめ
    ルワンダフルーツの甘い香りやフローラルな香りがあり、口当たりなめらかで飲みやすい
    イエメンフルーティな酸味と風味が個性的
    ウガンダ酸味が控えめでコクがあり、クリアな味わい
    マラウィ全体的にマイルドで酸味・苦味・甘味のバランスが良い
    ブルンジさっぱりとしたクリアな酸味と重厚感のあるコクがある。苦味が控えめで、後味に甘味が残る

    エチオピア

    コーヒー発祥の地として知られるエチオピアのコーヒー豆は、世界最高の香りを持つと言われています。

    特にアビシニア高原のコーヒー豆の香りはジャスミンのようとも言われ、強い酸味とコク深い味わいが特徴です。

    苦味は少なく甘さも控えめで、苦味のある豆とのブレンドも人気です。

    エチオピアコーヒーといえば「モカ」が有名ですが、近年一躍有名となった「ゲイシャ」は200g1万円ほどすることもあるほど高級。

    エチオピアコーヒーは、香りと酸味が特徴ゆえストレートで飲むことがおすすめですが、現地では砂糖、塩、ハーブ、バターなどを入れて飲むこともあります。

    エチオピアのコーヒー豆については、以下の記事で詳しく解説しています。

    タンザニア(キリマンジャロ)

    タンザニアは「モカ」などに並んで人気の「キリマンジャロ」の豆の生産地です。

    タンザニアのコーヒーはスッキリとした飲み口が特徴で、柑橘系のフルーティーな酸味と甘味があります。

    また重厚感のあるコクが感じられます。

    タンザニアでは20世紀初頭からコーヒーの栽培が盛んになり、タンザニアコーヒー豆の輸出先のトップを占めているのが日本です。日本人に親しまれ、愛されているコーヒー豆です。

    タンザニア(キリマンジャロ)のコーヒー豆については、以下の記事で詳しく解説しています。

    ケニア

    ケニアのコーヒー豆はコロッとした肉厚な形をしています。

    苦味は控えめで、酸味が強く、柑橘系のフレッシュなさわやかな香りと濃厚な甘さが特徴です。

    浅煎りで酸味を十分に楽しむのも良いですが、深煎りなら濃厚な甘さが深まります。

    ケニアでコーヒー栽培が進められたのは19世紀末と比較的最近で、生産量もそれほど多くはありませんが、特にヨーロッパではケニア産コーヒー豆の苦味と酸味のバランスが人気で、高値で取引されています。

    ルワンダ

    日本の四国の約1.5倍ほどの小さな国土を持つルワンダでは、輸入収入のなんと約50パーセントをコーヒーが占めています。

    ルワンダで栽培されているほとんどはアラビカ種で、有機肥料は使わず自然栽培が行われています。

    ルワンダ北部で栽培されている豆はカラメルのような風味と甘さが特徴です。

    西部の豆はフローラルな香りとジューシーさがあり、南部の豆は繊細な口当たりと柑橘系の香りを持ちます。

    東部の豆はチョコレート、ベリーの香りを持ちます。

    イエメン

    コーヒー産業発祥の地として知られるイエメンのコーヒーは「モカ・タモリ」などの高級なコーヒーが有名です。

    標高1,000m以上のミネラル豊富な土地はコーヒー栽培に適しており、寒暖差の激しい気候はコーヒー豆に甘味をもたらします。

    フルーティな酸味と独特な香りが特徴で、甘味とコクのバランスが取れています。

    「コーヒーの貴婦人」といわれる「モカ・タモリ」はチョコレートのような香りと柑橘系の酸味、そしてスパイシーさを持つ個性的な味で、コーヒーマニアから愛されています。

    ウガンダ

    「アフリカの真珠」とも呼ばれる自然の美しい国ウガンダは、アフリカの中でエチオピアに次いで2番目に多いコーヒー生産国です。

    コーヒーはウガンダの主な農産物の1つで、主にロブスタ種が栽培されています。

    ロブスタ種はもともとウガンダが発祥の地だともいわれています。

    とはいえ、アラビカ種も一部栽培されており、酸味が強すぎず、まろやかでクリアなコクのある味が特徴です。

    特に、標高約2,200mで寒暖差も激しくコーヒー豆栽培に適した土壌を持つエルゴン山脈で栽培されている豆「ブギス」は高品質で人気です。

    マラウィ

    マラウィのコーヒー豆は粒が均一で、高品質なことで知られています。

    「フィリルヤ・ミスク」は花の香りとフルーティな風味があり、上品で優しい酸味とコクが特徴です。

    「サテムワ」は苦味と酸味のバランスが取れていて、柑橘系の香りがあります。

    マラウィのコーヒー豆は浅煎りから深煎りまでそれぞれの焙煎度合いで風味の違いが楽しめます。

    自然豊かな土地で栽培されているコーヒーの生産工程はすべて手作業で行われています。コーヒー豆の生産は19世紀末頃で生産量は少ないですが、世界中に輸出されています。

    ブルンジ

    ブルンジでコーヒー栽培が始まったのは1930年頃ですが、現在では輸出額全体の約80パーセントを占めるほどコーヒー栽培が盛んです。

    栽培は家族などが少人数で行っていて農薬などは使わずほとんど手作業で行われています。

    ブルンジで栽培されているコーヒー豆はブルボン種が主で、グレープフルーツやピーチなどの風味を感じさせる、香り豊かですっきりとした酸味が特徴です。

    また甘味とコクもしっかりとあり、バランスが取れています。そのクオリティの高さから近年日本でも取扱店が増えてきています。

    まとめ

    ここまで、世界3大生産地「アフリカ」のコーヒー豆について解説いたしました。

    アフリカのコーヒー豆は、柑橘系のスッキリとした酸味と爽やかな香りと甘味が特徴です。

    同じアフリカ産でも生産国によって様々な個性があるので、自分の好みに合ったコーヒー豆を探してみてはいかがでしょうか。

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