【保存版】コーヒー豆の品種と銘柄の特徴から焙煎や保管方法まで全解説

    コーヒー豆の品種や銘柄ごとの特徴から、焙煎方法による風味の変化と保存方法まで全て解説いたします。

    この記事を読むことで、美味しいコーヒー豆の選び方と取り扱いを全て知ることができます。

    最高の一杯を飲んでみたい方は参考にしてみてください。

    目次

    コーヒーの味は豆の産地×焙煎方法で決まる

    コーヒーの味は豆の産地×焙煎方法で決まる

    コーヒーの味は、豆の「産地」と「焙煎度」の2つのポイントで変化します。

    産地ごとで異なるコーヒー豆の風味、焙煎によって変化する味を理解しておくことで、自分の理想のコーヒーに近づけることができるはずです。

    以下では、産地別にコーヒー豆の品種と銘柄の特徴、焙煎の種類と味の変化についてご紹介いたします。

    【産地別】コーヒー豆の品種と銘柄の特徴を確認する

    コーヒー豆には「品種」と「銘柄」があり、コーヒー豆を選ぶ際にチェックしておくべき要素となります。

    コーヒー豆の「品種」とは?

    コーヒー豆とは、「アカネ科コフィア属」に分類されるコーヒーノキという植物から採取した種子が原料となります。

    本来は数多くの品種が存在する植物なのですが、商業的に用いられているのは次の3種類です。

    スクロールできます
    品種特徴
    アラビカ種世界で生産されているコーヒー豆の内6割を占める。
    品種改良が盛んに行われており、アラビカ種から派生した品種は200種類以上存在する。
    ストレートの飲用に適している。
    ロブスタ(カネフォラ)種世界で生産されているコーヒー豆の内3~4割を占める。
    インスタントコーヒーや缶コーヒーの原料に使われていることが多く、ストレートの飲用にはあまり適さない。
    リベリカ種世界で生産されているコーヒー豆の1%にも満たない品種。
    主にヨーロッパで消費されており、日本では滅多に見られない。

    コーヒー豆の「銘柄」とは?

    コーヒー豆は、生産された土地によって「銘柄」が付けられています。

    「ブラジル」や「コロンビア」など生産国の名前がそのまま使われていることもあれば、産地や発信地となる山、港などの名前が使われることもあります。

    例えば有名な銘柄である「キリマンジャロ」は、原産国であるタンザニアの山が由来です。

    また、イエメンやエチオピアで生産されている「モカ」はイエメンのモカ港から世界へ広まったという歴史をもとに名付けられました。

    同じ品種のコーヒー豆でも、産地ごとに付けられた銘柄によって風味や甘味・酸味・苦味のバランスなど様々な個性を見せます。

    生産地別でコーヒー豆の特徴を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

    味にこだわるならコーヒー生豆から選ぶのがおすすめ

    通常市販のコーヒー豆は、既に焙煎された状態のものが多いです。

    しかし、更に自分好みの味わいを追求したい方は生豆から選ぶことをおすすめします。

    生豆から選ぶことには、以下の3つのメリットがあります。

    1. 自分好みの味わいを追求できる
      生豆を購入することで自分で焙煎を行うため、より自分好みの味わいに仕上げることができます。
    2. コーヒー豆の保存期間が長い
      コーヒー豆は焙煎後、1週間ともたず味のピークをを迎え劣化が始まります。
      生豆であれば常温で1年近い保存が可能となるため、常に美味しい状態で飲むことができます。
    3. 痛んだコーヒー豆(欠点豆)を見つけやすい
      生豆を選定することでより良質な味わいのコーヒーを淹れることができます。

    このように、コーヒー豆を生豆から買うことには、様々なメリットがあります。

    以下の記事では、コーヒー生豆についての詳しい解説と生豆を購入できるおすすめの通販ショップをご紹介しています。

    焙煎方法による味わいや香りの変化と特徴

    同じ銘柄のコーヒー豆を購入しても、焙煎の度合いで大きく味わいや香りが変化します。

    焙煎の度合いは大きく分けて、浅煎り・中煎り・深煎り・極深煎りの4種類です。

    浅煎りに近づくほど苦味が抑えられ、スッキリとした酸味を楽しめます。

    一方で深煎りは、酸味が抑えられる代わりにしっかりとした苦味と香ばしさを味わえます。

    また、ホットコーヒーやアイスコーヒー、ブラックなのかカフェラテなのか飲み方にも焙煎度合いは大きく影響します。

    以下の記事では焙煎方法の詳しい解説と、それぞれの味わいについて解説しています。

    自分で焙煎する方法についても記載していますので、参考にしてみてください。

    コーヒー豆の保存方法と容器(キャニスター)

    コーヒー豆は光・酸素・温度・湿度の影響を受けやすく、特に焙煎後は味が劣化しやすいデリケートな食品です。

    保存期間によって、保存容器と保存方法が異なります。

    新鮮なコーヒー豆の味をできるだけ長く保つためにも、正しい保存方法や容器(キャニスター)についても理解しておきましょう。

    以下の記事ではコーヒー豆の正しい保存方法と各種保存容器の特徴についても詳しく解説しています。

    まとめ

    ここまで、コーヒー豆の品種や銘柄ごとの特徴から、焙煎方法による風味の変化と保存方法まで解説いたします。

    コーヒー豆は産地や品種、銘柄によって様々な個性を持つ奥深い飲み物です。

    自分好みの最高の一杯を求めて、試行錯誤してみてはいかがでしょうか。

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